フェーズ1、磁波の除去と末梢神経経路の調整 | セラピスト・ラプソディー♪ ~真の健康をめざして~

フェーズ1、磁波の除去と末梢神経経路の調整

【NEOオステオパシーメソッド①】

フェーズ1、磁波の除去と末梢神経経路の調整。

 

NEOオステオパシーメソッドでは、まず身体に帯びている「磁波の除去」から始めます。

現代の生活では家電製品、PC・スマートフォン・タブレット、ワイヤレスイヤフォンなど、様々な電磁波の影響にさらされています。

あるいは乾燥期には単純な静電気も発生しやすく、多かれ少なかれ不必要な帯電により身体から磁波が発生し、繊細な人では身体のシステム障害を誘発する場合があると推論されるからです。

 

(当方で施術衣に着替えていただくのも、衣服の素材による影響を最小化したいからです)

 

テクニックとしては手首・足首の素肌にソフトタッチ。

そして内旋・外旋などを瞬間的に行います。

 

次に「末梢神経線維の滑走性・短縮・硬化を好転化」させます。

神経線維の滑走性の制限(すべりの悪さ)、短縮(縮こまり)、硬化(硬くなる)も身体の可動制限や痛みなどの不調の原因になります。

 

末梢神経調整は、特に手・足など中枢神経(脳・脊髄)から遠い部位から始めます。

神経へのアプローチはフリック(弾く)、軽擦、ストレッチなどで優しく穏やかに行います。

施術姿位は座位または仰臥。

 

下半身であれば、足部、下腿、膝窩、大腿、下腹深部へと進めます。

写真は腸腰筋のカウンターストレインですが、腸腰筋アプローチが鼠径部での神経、腹部大動脈の調整にもつながりますので、この段階で行うことが多いです。

 

末梢神経の連係性由来で可動制限・痛みを誘発していたのならば、調整後には可動域テストのSLRテスト(Straight Leg Rising下肢伸展挙上テスト)で数値は2倍〜3倍に改善する事が多いです。

痛みや不調もこの段階で半減する場合も多数あります。

 

ただし、末梢神経経路が原因しているのでなければ、この段階での大きな変化はありませんが、末梢神経経路の調整を先に済ませば、筋筋膜などの調整が格段にし易くなります。

 

施術の途中で一部の血管系・リンパ系にアプローチする場合もありますが、全て優しく穏やかな手技となります。

 

所要時間5〜10分、ここまでで身体はリラックスしているはずで、本格的な施術の準備ができました。

 

次回は身体の隔膜の調整です。