トリートメントセッションの流れ | セラピスト・ラプソディー♪ ~真の健康をめざして~

トリートメントセッションの流れ

【初来院時の受付から身体チェックまで】

 

①初来院時は施術申込用紙に氏名・住所・連絡先・紹介先などをご記入いただきます。

本人記入を前提としていますが、幼児や超高齢者、激症時は同伴者記入でも可能です。

 

②インタビュー

「不調など気になっている個所、困っている事象」

「職種・運動歴・趣味など習慣を推測できる事柄」

「既往歴、病院などでの治療の状況」

「どのように改善すれば嬉しいかの目標」

などをお聞きします。

重度の方はMRI・レントゲンなどの画像、既往歴・治療歴のメモなどを持参いただければ参考になります。(あくまでも必携ではありません)

 

③着替え

当院では施術効果を上げるために施術衣への着替えを推奨しています。

着替える事に抵抗がある方、幼児・小児・超高齢者の方などは薄手の生地の着衣をお願いします。

(施術衣は男女兼用でS〜XLサイズをご用意しています)

 

④姿勢の簡易撮影

初来院では姿勢の狂いをチェックするためにタブレットで姿勢撮影(背部・側部)をします。

円背・側湾などが強い場合には再来院時でも毎回撮影をする事もあります。

 

⑤身体のチェック(症状や年齢などにより適用)

1、目の機能、表在組織の質感。

「利き目・眼球運動のチェック」

「肌の質感・冷えのチェック」など

身体のバランスの狂いが目や自律神経由来であれば、それを見極めていきます。

 

2、筋骨格神経系。(関節、靭帯、関節胞など含む)

「立位」

「座位」

「仰臥位」

「腹臥位」

各姿位にて、スタッティック・パルペーション、モーション・パルペーションなどで変位・可動制限・圧痛点・過敏点・連動性などを見極めていきます。

 

※スタッティック・パルペーション(静的に行う姿勢・変位の目視)

※モーション・パルペーション(動的に行う可動域や可動制限、不調のチェック)

 

オステオパシーやカイロプラクティックの徒手療法的検査法、整形外科的検査法(MMT徒手筋力検査、ROM関節可動域検査など)などで人体構造力学バイオメカニクスに沿った考察を行い、身体の状態・不調の原因を推測していきます。

 

他に神経・血管・リンパ領域、内臓領域、硬膜領域のチェック(検証)等も状況に合わせておこないますが、チェックにばかり時間をかけるわけではありません。可及的速やかに状態把握をしていきます。

 

(注)インタビュー及び身体チェックによりレッドフラッグ(徒手療法で介入アプローチをするべきでない見逃してはならない疾患を示唆する兆候)があればセラピーセッションを中止する場合があります。すみやかに医療分野での精密検査及び治療の優先をおすすめします。

 

次回は実際のトリートメント手順についての記事になります。