親指で立つ!(立ち姿勢の重心) | セラピスト・ラプソディー♪ ~真の健康をめざして~

親指で立つ!(立ち姿勢の重心)

【親指で歩こう!①】

今回から、腰痛・ひざ痛・O脚予防などの為の“歩き方”について書いていこうと思います。
第1回目の今回は、歩き方の前にまず「立ち方」についてです。


重要なことは足底(足の裏)へかかる“重心位置”です。
立ったときには足の裏全体へ均等に体重がかかっているほうが良いようですが、日本人の多くは外側(小指側)に体重がかかっている人が多いのです。

外側に体重がかかっていると、
足首が内側を向き(内反足)・・・
ひざが内側に曲がり(内反膝)・・・
骨盤が開き、股も開き・・・
もうそれだけで、O脚や内側半月板損傷、変形性股関節症などの原因になってしまう場合もあります。
脚(足)の両サイドを開き、内側をつめる“外側重心”の立ち方になっているということです。

このような場合は、「親指で立つ」と意識を持てば内側へ重心を移すことが出来ます。(ただし、痛みが激しい人は無理をしないようにしてください)
このときの「親指で立つ」とは、親指の腹(地面側)を使うようにします。
親指の付け根に体重が乗っていても、次の段階の「親指で歩く」につながっていきません。(親指の腹がつかない人は、凸足や偏平足、外反母趾などになっているのかも知れません)
親指の腹に意識を持った立ち方をすれば、重心は足の中心になってきます。

「さあ、やってみましょう♪」
つま先もかかとも付けて立ちます。

「親指側に体重が乗っていれば良し」
「小指側に体重が乗っていれば悪し」
簡単にはこのように考えてください。

わからなければ、親指を上にあげるようにしてみてください。
簡単にあがるようなら、小指側に体重が乗っている良くない状態かもしれません。

小指側に体重が乗っているのならば・・・
まず壁側に立ち、かかとを付けたまま、つま先を開きます。
そして、親指で立つように軽くつま先立ちをします。
手を壁について支えてやれば良いです。(テーブルとかを支えにしても良い)

ゆっくりつま先立ちになって、ゆっくり下ろします。
この、下ろしたときの状態が「親指に体重が乗った、内側重心」とイメージしてください。
(O脚ケアの運動もこの“親指立ち運動”から始めます。)

今回はココまで。
まずは「親指で立つ」をマスターしてくださいネ!ニコニコ


~take care~